先日、沖縄県那覇市のゲーム喫茶店にて強盗殺人事件が発生しました。
被害者は店員2名で、その内1名が死亡してしまいました。
客として訪れた犯人が金銭を要求。店員が拒否したところ、犯人が所持していた刃物で切り付け金銭を強奪したというものです。
その後、犯人は逃走しましたが逃げきれず翌日自ら出頭しました。
この事件で、恐ろしいことは、犯人は元々この店の常連客だったということです。
また、あらかじめ刃物を所持していたことから計画的犯行と言えます。
このように犯行目的を隠して来店する人間を見抜くのはとても困難であるからこそ、常日頃から「この店では犯罪を起こしにくい」と思わせるような危機管理が必要です。
店舗の危機管理策の1つとして防犯カメラがあります。
当社でも扱っていますが、防犯カメラを設置するだけでも犯行の抑止力には十分な効果があります。
これに加えて、
・店舗ごとに緊急時やトラブル発生時のマニュアルを作成したり
・危険性の高い時間帯を予測して警戒したり
・金庫やレジが丸見えにならないよう工夫するなど
「まさか」に備えることが犯罪の未然防止になるのです。
とくに緊急時の対応ひとつで結果は大きく変わります。
沖縄の事件では、店員が金銭の要求を断った直後に、犯人に刃物で攻撃されました。この事件に限らず同様の事件はこれまでにも全国で多数発生しています。
お金よりも命・身体が大事であることは誰しもわかっていますが、いざという時、冷静に対応できる人間はそう多くはありません。従業員の立場では尚更迷ってしまうでしょう。
ですが、予め「強盗に遭った時は絶対に抵抗しない」といった緊急時マニュアルがあれば、ほとんどの場合、最悪の事態は免れることができます。
また、金銭を取られても、防犯カメラを設置していれば、その記録によって取り返しがつく可能性もあります。
先ずは従業員と店を守るためには何が必要か考えてみてはいかがでしょうか。
文 春田
「何から優先して取り組むべきか?」
「現在の対策に不足はないか?」
など、お知りになりたい経営者の方、
まずはお気軽に当社【P・O・B危機管理株式会社】へご相談ください。
当社は危機管理のスペシャリストとして事件の未然防止対策に力を入れており、店舗向けマニュアルにおいても多くの実績と経験を有しております。
ご相談いただきましたら、「まさか」への備え〜万が一の緊急時の対応〜事後対応まで、具体的にお話させていただきます。