~犯行を予測しての現行犯逮捕~

先日、神戸市内の物品販売会社から至急対応の依頼を受けました。

 

依頼内容は神戸・三宮繁華街の商店で高額商品が繰り返し盗まれる事件が発生しており、これに早急に対応し、犯人を捕まえて欲しいというものでした。

 

店舗の監視カメラには2日間連続で同じ風貌の犯人(30代男性)がレジの死角に配置されている高額商品を大口の手提げカバンに隠匿し、そのまま退店する一部始終が記録されていました。

 

そこで当社の本件担当員は、まず記録されている映像から犯人の容姿の特徴や犯行の手口、動線、犯行時刻をチェックしました。これまでの2回に亘る犯行はいずれも夕刻の時間帯、同じ手口であった為、単に商店の近くで監視するのではなく、

 

・次に犯人が現れるときの時間帯や動線を予測した上で、
・張込み時間を数時間に絞り、
・犯人の動線の死角になる位置から商店の従業員に扮した張込み要員が監視カメラのモニターを見ながら要撃的な内張(屋内での張込み)

 

によって、犯人を現行犯として逮捕する作戦をとることに決めました。

 

張込みを続けること3日目、とうとう犯人が姿を現しました。

 

犯人は、

 

・予測通りの時間帯に現れ、
・同じ手口で高額商品を隠匿し、
・会計を済ませず退店しました。

 

それと同時に張込み要員が店を出た時、既に犯人は猛ダッシュで逃げ始め張込み要員はこれを追跡しました。

 

その後、犯人は数百メートル離れたビルの地下に逃げ込もうとしますが、張込み要員がこれを取り押さえ窃盗の現行犯人として逮捕し所轄警察署に身柄を引き渡しました。(※1)

 

当社では、BGや反社会的勢力に関わる案件に加え今回の事件のような、悪質な連犯事件(常習者による連続的に敢行する犯罪)についての依頼も数多く受けており当社は現行犯逮捕の方針で望んでいます。それこそが検挙に勝る防犯無しの考えであり、大きな犯罪抑止力になっているのです。

 

悪質な連犯事件でお困りの方は是非一度当社にご相談下さい。

 

(※1) 法的根拠 刑事訴訟法 第213条

文 春田